NHK杯戦の見どころをご紹介(佐々木勇気八段vs古森悠太五段 2024/1/28放映)

開戦まで

NHK杯もだいぶ佳境に差し掛かってきました。

今日はベスト8入りの最後の椅子を賭けた闘い。佐々木八段vs古森五段の一戦。

解説者として藤井聡太NHK杯選手権者が登場!

若々しいので、まだ20代前半かと思っていた古森五段。実は28歳ということを知りました。

つまり、佐々木八段とは同年代。

佐々木八段に先を越された格好の古森五段にとっては、特に勝ちたい勝負だったと思います。

(以下、ネタバレを含みます。ご了承ください)

開戦~終局まで

戦型は、先手古森五段の三間飛車。

佐々木八段のほうは、相手の出方次第では、穴熊も視野に入れた駒組み。

古森五段はチャンスありと見て、積極的に仕掛けていきますが、徐々に評価値は下がっていきます。

考慮時間もどんどん減っていきますが、形勢好転には至らず。どこかで誤算があったかも・・・

それでも、後半は粘りを見せましたが、最後逆転には至らず。

佐々木八段がA級棋士の貫録を見せて、押切り勝ちでした。

藤井NHK杯の解説

もうひとつ注目していた藤井さんの解説は、終始穏やかな語り口。

浜辺にうち寄せるさざ波のようでした。

あまりに穏やかすぎて、一瞬寝落ちしてしまうほどに・・・

最初は気のせいか口数も少ないように思えた藤井NHK杯ですが、局面が進むにつれて饒舌に。

やっぱり、読みのスピードは尋常ではないということが、素人目にもわかりました。

あと、今日の聞き手は中村桃子さん。

藤井NHK杯とのコンビはしっかり者の姉と純朴な弟という感じで、ほんわかしました!

中村さんも、年下とはいえ七冠王なので、ちょっと気を遣っているのがわかり、ほほえましかった。

ベスト8に勝ち残っている藤井NHK杯。プレーヤーとしての活躍も、引き続き注目です。

バンコマ

将棋とプロ野球好き。昔は指す将で今は観る将。広島カープファン。
割とマイペースで暮らしています。

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